「いつか脱毛してみたい…」という気持ちはあったものの
私は子供の頃からアトピーがあるため、なかなか踏み切れずにいました。
かなり調べまくり、20代後半になってやっと医療脱毛をスタートすることができました。
ここでは、アトピー持ちが医療脱毛を体験してみたリアルな感想などをお伝えしたいと思います。
これから医療脱毛を考えている方の参考になれば幸いです。
アトピーが医療脱毛をしてみたメリット
ムダ毛処理の手間が減った
医療脱毛を始めて4回目くらいから
脇や脚などの毛が薄く減っていきました。
いつもカミソリでムダ毛処理をしていましたが、処理の頻度が減っていっています。
肌の調子がよくなった
医療脱毛をしてから、明らかに肌の調子はよくなっていきました。
その原因として、
・カミソリで肌を傷つけなくなった
・脱毛前に塗ってくれるジェルが肌に合っていて全身が保湿されてスベスベになる
・湿疹があると照射してもらえなくて勿体ないので、念入りに全身を保湿したり
食べ物や運動、睡眠などに気をつけるようになった
ことなどがあげられると思います。
黒ずみが薄くなった
施術後、脇とIラインの黒ずみが少しずつ薄くなっていくことを感じました。
医療脱毛をする前は、脇やIラインは定期的に湿疹の症状が出ていましたが、
それはカミソリの影響だったのかもしれません。
カミソリを使う頻度が減って、黒ずみが薄くなったのは嬉しい副次的効果でした。
アトピーが医療脱毛をしてみたデメリット
時間とお金がかかる
アトピーが医療脱毛をする場合、正直かなりの回数がかかるなと感じています。
というのも、火傷リスクが普通肌の人よりも高いので
照射レベルを強めにできないという事実があります。
そのため、回数（お金や時間がかかる）ことは仕方がないことだなと思いました。
硬毛化・増毛化してしまった
私は医療脱毛をしたことで、二の腕と顎が硬毛化してしまいました。
また、二の腕は以前よりも増毛化してしまいました。
「アトピーだと硬毛化する人も少なくない」というのはきいたことがあったので
リスクは承知の上でしたが、少し残念な気持ちもあります。
現在は硬毛化した部分も抜けたのでよかったのですが、
「どこを脱毛するか？」というパーツに関しては慎重に考えたほうが良いかもしれません。
絶対に硬毛化したくない方や、元々毛が薄い方なら脱毛をしない選択肢もありだと思います。
照射後に毛嚢炎と埋没毛ができる
医療脱毛の照射後は、必ず毛嚢炎がどこかしらにできてしまいます。ゲンタシン必須です。
あと太ももの産毛が広範囲で埋没毛になってしまったこともありました。
このような副作用の肌トラブルはアトピーではなくても起きるといわれてますが、
肌が弱いとさらに悪化してしまうこともあるかもしれません。
脱毛スケジュールは狂いがち
医療脱毛をするときにアトピー症状があるとできないので、
脱毛のスケジュールは狂いがちになります。
本当は2ヶ月おきに通いたかったのですが、アトピーが酷すぎて通えなくなり
3ヶ月半くらい空いてしまったこともあります。
アトピー持ちであれば、絶対に予約のとりやすいクリニックを選ぶのがおすすめです。
全身ツルツルへの道は長い
これは元々の毛の濃さにもよるかと思いますが、
「全身ツルツルになって、一切カミソリでの処理不要」をゴールとすると
私にはかなり長い道のりだと感じました。
照射後はポロポロと毛が抜けますが、しばらくするとまた生えてきます。
それの繰り返しという感じですね。
医療脱毛未体験だった頃に想像していたイメージよりも、結構生えてくるものだなと感じています。
アトピーが脱毛するときの注意点
機種は医師と相談する
私の肌は熱破壊式だと火傷リスクが高いといわれたため、
医師と相談の上、ソプラノチタニウムという機械で照射しています。
アトピー持ちでも一切症状が出ていなくて黒ずみがなくきれいな方であれば、
熱破壊式を照射できる可能性もあるかと思います。
熱破壊式は厚生労働省にも効果が認められているため、照射できるに越したことはないでしょう。
機種に関しては、しっかり医師に肌を診てもらって相談の上決めることがおすすめです。
回数がかかるのは仕方ない
私はわりと剛毛で毛深い方です。
原因として、ステロイド軟膏を長年塗っているというのもあるかもしれません。
アトピーなので、弱い照射レベルでないと火傷をしてしまうといわれています。
そのため、回数が多くかかったり費用が普通肌の人よりも多くかかることは仕方がないと感じています。
処理が一切不要になるまでツルツルにしたいなら、時間とお金がかかる覚悟は必要かもしれません。
施術前はアトピー症状を抑える
医療脱毛は、アトピー症状（湿疹や傷、赤みなど）が強く出ていると照射をしてもらえないことがあります。
料金を支払っているのに照射してもらえないと、勿体ないと感じることがあります。
症状が常に出ている方は、脇や脚のみなど部分脱毛するというのもありかもしれません。
また私は医療脱毛の予約2週間前くらいになると、
・ジム通いで有酸素運動と筋トレ
・睡眠時間を確保
・チョコレートや白砂糖、添加物の入ったお菓子を摂らない
・毎日しっかりと全身を念入りにワセリンやクリームで保湿する
・ビタミンCサプリ、亜鉛サプリなどを飲む など
なるべくアトピー症状を抑えるように努力をしています。
いつもこれらを習慣化できていればいいのですが、実際はそうもいかないので
脱毛の前だけ努力しています…。
アトピー持ちの医療脱毛クリニックの選び方
セルフor医療脱毛どっちを選ぶ？
私は10代～20代前半の頃、ケノンやトリアなどの家庭用脱毛器を使用していました。
当時は医療脱毛が高額で、痛そうなイメージがあったり、
アトピーで黒ずみの多い身体をみせる恥ずかしさもありました。
しかし、現在は医療脱毛もかなり手頃な価格になってきました。
機種も昔よりも痛みや効果などが改良されつつあります。
そのため、脱毛すること自体がよりメジャーなものとなり、
施術者の方も色んな肌の色や体型、肌質の裸を見慣れてるのではないか？という自分の中での心理的な変化が起きました。
医療脱毛は医師が診察してくれて、肌トラブルが起きても皮膚科医に診てもらえたり、
塗り薬などをもらえるので安心して通うことができます。
これから脱毛をされる方は、効果や費用を考えると医療脱毛がおすすめです。
予約のとりやすさ
医療脱毛クリニックは、なかなか予約がとれないクリニックも多くあります。
アトピー持ちであれば、予約がすぐにとりやすいクリニック選びはマストです。
取扱い機種で選ぶ
医療脱毛クリニックは、必ず取扱い機種を調べてから選びましょう。
機種によっては脱毛効果がなく、お金をドブに捨てることになります。
熱破壊式のジェントルマックスプロ、ソプラノチタニウムがあれば大丈夫です。
支払い方法で選ぶ
近年、脱毛サロンの倒産のニュースが相次いでいます。
医療脱毛クリニックも例外ではなく、突然倒産したり閉店してしまうことは本当によくあることです。
そのため、医療脱毛が都度払いできるクリニックはとても安心できます。
アトピーが医療脱毛をしてみたリアルな体験談
脱毛するとアトピーは悪化する？治る？
脱毛するとアトピーが悪化するという噂をきいたこともありましたが、
私の場合、そのようなことはありませんでした。
むしろ、ソプラノチタニウムは脱毛する時にジェル（ヒアルロン酸などの美容成分が配合されているらしい）を塗るので
脱毛後は全身が保湿されて、翌日は本当に肌がスベスベになります。
しかし、脱毛することで毛嚢炎や埋没毛ができてしまって
そこから痒くなってしまわれる方もいるかもしれません。
また、ジェルを塗らない熱破壊式の脱毛の場合は
肌が乾燥してカサカサしてアトピー症状が出てしまう方がいると聞きました。
自分に合った機種と出力の強さを見極めてくれて、
万が一のトラブル時にもすぐ対応してくれるクリニックを探すことが重要です。
アトピー症状があっても脱毛できる？
私はアトピー症状が常にありますが、
医療脱毛をするときに湿疹で血で赤く傷になっている部分は照射を避けられてしまいます。
それ以外の古いアトピー跡の黒ずみや多少カサカサしてる部分は照射をしてもらえています。
この判断は、クリニックの方針や施術者によっても異なると思われます。
※医療脱毛ではなく、脱毛サロン（脱毛エステ）ではアトピー患者は断られることが大半です。
アトピー肌が脱毛すると色素沈着する？
医療脱毛には熱破壊式と蓄熱式がありますが、
医師に「熱破壊式は火傷や色素沈着のリスクが高い」といわれました。
そのため、私は蓄熱式のソプラノチタニウムを照射してもらっています。
医療脱毛によって色素沈着することは今のところありません。
むしろトーンは少し明るくなっているのを感じています。
アトピーがあると痛みが強い？
アトピーがあると痛みが強く出るのか？というのも心配でした。
しかし、私の通っている医療脱毛はしっかりと出力を調整してくれるので、
耐えられない痛みを我慢しなければいけないということは一切ありません。
また麻酔薬を使ってもらうことも可能なので、痛みに関する心配はほぼしなくても大丈夫だと思われます。
むしろ、痛みよりくすぐったさのほうが辛いです笑
アトピーの私が通っている医療脱毛クリニック
私は現在、ビューティースキンクリニックに通っています。 続きを見る
機種が4種類あり、都度払いOKで、予約がとりやすいので快適に通えて効果も実感できています。
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